創業1年目のポエジーを終えて、ミズノとポエジーの2年目について
1.ふたつのバースデイ
今日はふたつのバースデイの日。
ひとつは、娘ちゃんの3歳の誕生日で。
もうひとつは、パパちゃんのお仕事、ポエジーの1歳の誕生日です。
最近、あんまりブログも書かなくなっちゃったんですが、こんな機会があってもいいですよね。
1年前の創業から、さらに遡ること数年間。
僕は、自分の生きる意味を探していました。
僕はどんな人間で、何をしたいんだろうって。
ずっとそんなことを考えていたら、ある時「これだ!」っていうのが見つかって。
視界が開け、退職、そして起業に踏み切ったのでした。
でも、これだって、見えたはずだったんですけどね。
実際には、独立してからも迷いの日々。
相変わらず、悩んでは落ち込み、立ち直っては落ちる、を繰り返していました。
僕の「自分探し道」まだまだ続いていたようです。
でも、ようやく。
独立して1年、見えてきました。
会社員という枠が取り払われた世界で。
自分の直感に気づかなければ、選択ができない世界で。
自分の声にしたがって生きてみると、いろいろ見えてくるものがあるようで。
それを、こんな詩にしてみました。
2.僕の理想
僕の理想
僕が いちばんしたいこと
自分らしく生きたい
自分らしく生きたい僕は
自分らしい仕事がしたい
じゃあ 何が自分らしい仕事なのだろうか?
ずっと考えてきた
独立したときは
「本当のことを話しましょう」
と言っていた
「言葉を創り、現実を変えていく」
と言ったこともあったし
「理想と現実のミスマッチを解消する」
と言ったこともあった
たぶん どの言葉もそう遠くはない
でも なんだか独りよがりで 伝わりづらいんだよな
そうも感じていた
あるとき 自分ひとりじゃなくて 仲間のことを考えはじめた
同じ志をもつ仲間と 一緒に仕事をしたい
そう考えたときに この言葉を思いついた
自分らしくなきゃ 生きてる意味がない
気が付くと 僕の周りには 自分らしさを大切にしている人がいた
自分らしくあること 個性を大切にする人とつながっていた
僕は さらに考えた
自分らしさとは何だろう?と
それは
他人と自分は違うんだと思えること
自分のアイデンティティを持っていること
自然に生きること
本音で生きること
ロックな生き方をすること と言えるかもしれないな
自分らしくありたい そう願う仲間たちと一緒に こんなことがしたい
自分らしく生きる人を増やす
自分らしく生きるとは
他人と自分を比べない生き方
自分の心に正直な生き方
自然な生き方
自分のアイデンティティを持っている生き方
誰もが誰かになろうとしても なれるはずないのだから
自分らしく生きることが 自分の心を平和にすることなのだから
わたしの平和は あなたの平和
自分らしく生きる人が増えれば世界はピースになる
僕は 自分らしく生きるために 自分らしく生きる人を増やす
3.これからの1年
これからの1年で、僕がしたいこと、するべきことも見えてきました。
それは、同じ志を持つ仲間を見つけることです。
自分探しをさんざんこじらせてきた僕ですが、もう諦めます。
自分の中の自分に対する期待を諦めて、素の自分で生きることにしました。
だから、いい意味での諦めですね。
すぐにはできないかもしれないけど、もう、描いちゃったのだからそうなっていくはず。
きっと。
そのために、自分ができないことを代わりにやってくれる人と、一緒にやる。
そのための、旗となる言葉は見つけました。
もう、何度も登場している言葉ですが。
自分らしくなきゃ、生きてる意味がない。
そう、心から思える人と、共に歩んでいけたらと思っています。
***
あと、ちょっとオマケです。
この言葉が見つかって、ひとつの線につながった、僕の好きな歌と映画です。
4.テーマソング
月夜のメロディ/曽我部恵一BAND
生きてる意味が全然わからないって
お前はそう書き置いていなくなった
やりたいことが何にも見つからないって
甘えたことを言うガキみたいだって
オレは思った
誰もが誰かになろうとして誰にもなれず
いつもの夜にいくつかの溜息をつく
明日を撃ち抜くためのピルトルを一丁
ねえお月様俺にくれないか
5.テーマムービー
アイデン&ティティ/監督:田口トモロヲ/原作:みうらじゅん
アイデンは毎日ティティのことを考えた
はじめて書いたオリジナルは仲間には不評だったけど
一歩でもロックに近付けた気がした
君のために作ったんだって言おうとしたけど
アイデンは言わなかった
だって、ティティは多分お見通しただろうからそしていつしか二人は恋人になって・・・
アイデンはロックをあきらめることができなかったんだ
そして、長い長い
本当に長い旅が始まったんだ
いろんな価値観の中で僕らは生きている
みんな生きるのに一生懸命なんだ
自分以外の価値観を否定してばかりじゃ
何も生まれないじゃあロックの価値って何だ?
自分らしくあること
じゃあ、自分って何だ?
ティティは芸術家で
いつも自由で
だから、誰も彼女を手に入れることは出来ないんだ
そして男は
女性が許可したことや
はげましてくれたこと意外は何もしたことがないみんなの心の中にも
きっとロックは住んでる
そのロックはきっと言うだろう
やらなきゃならないことをやるだけさ
だから上手くいくんだよ
「日々を丁寧に生きること」の意味が少しわかった気がする。
普段、大人は目的のことだけしかしないけど、こうしてみると寄り道もいいものだなと思う。
例えば洗濯、例えば料理。そんな日々の仕事を、楽しく充実感のあるものにできたら。幸せの量は増えるのだと思う。それが毎日を丁寧に生きるということなのかしら。
— ミズノケイスケ@ポエジー (@akanerob) 2016年4月17日
「日々を丁寧に暮らすこと」のほんとうの意味が少しわかったような気がする。使い古された表現だけど、とっても大切なこと。
— ミズノケイスケ@ポエジー (@akanerob) 2016年4月17日
そして、仕事をお願いするなら、日々を丁寧に暮らしている人にお願いしたいし、商品やサービスを受けることでもしかりだ。
— ミズノケイスケ@ポエジー (@akanerob) 2016年4月17日
丁寧に暮らすには、心が落ち着いていること。以前は、常に嵐の状態だったからわかる。あの時は、いつも誰かを責めていた。いちばん責めていたのは、他でもない自分自身。
— ミズノケイスケ@ポエジー (@akanerob) 2016年4月17日
丁寧に生きるには、自分を知っていること。自分の得意なこと苦手なこと。自分の好きなこと許せないこと。自分にとっての幸せは何か。他人の価値観に左右されず、自分の内からわいてくる言葉で語れること。
— ミズノケイスケ@ポエジー (@akanerob) 2016年4月17日
「理解できるような助言はきかないこと…ぜんぜん役に立たないにきまっているわ!」byルーシー
理解できるような助言はきかないこと…ぜんぜん役に立たないにきまっているわ!この名言が、この頃ジワジワきている。
その人らしさ・理想像を表現した詩「アイデンティティポエム」なんていかが。
アイデンティティポエムとは?
ミズノケイスケのアイデンティティポエム
理想を追いかけたっていい。
理想と現在の狭間で苦しんでも。
僕は僕なのだから。
笑われたっていい。
夢見がちだと言われても。
「鳥のように空を飛びたい。」
そう詩人が言ったから、
人々は大空を飛べるようになったのだから。
理想を描かなければ、
やってこない未来があるのだから。
僕は、理想という名の種を蒔く。
そうだ、
勇気を持てばいい。
諦めることなく、理想を追い求める勇気を。
理想を、理想で終わらせない。
***
たぶん、アレです。駅前とかに座り込んで「あなたにぴったりの言葉を、筆文字で書きます」的なのとやってることは近いんだと思います。
で、これをちゃんとかたちにすべく。がんばるぞー!
「すごい人のすごい流儀」で語られる、「自分を単語で表現する」を実践してみた!
突然ですが、「すごい人」になりたいですか? 僕は、できれば、「すごい人」になりたいなーと思っています。
「すごい人」なんて、漠然とした言葉なので言い換えてみれば、僕は、自分のなりたい姿になるために、まだまだ自分を押し上げる必要があると感じています。
だから、今よりもっと「すごく」なりたい!
「すごい人のすごい流儀」 という本を読みました。
ダルビッシュ有、本田圭佑、そうそうたるスターのプロモーションに関わった伊藤正二郎さんが語る「すごい人」になる方法が書かれた本です。
すごい人のすごい流儀【要約】
すごい人になるには、3つのCが重要である。その3つのCとは、
- コンセプト Concept
- 一貫性 Consistency
- 継続 Continuity
である。
1.コンセプト Concept
自分を「単語」で表現する。文章や「とても」といった副詞ではなく、「美」「理想」「尊敬」などの単語、しかも名詞で表現する。
2.一貫性 Consistency
コンセプトを外見・主張・行動に反映し、「一貫性」を持たせる。
なぜなら、
人が人から認知され、評価される要素は「外見」「主張」「行動」の3つしかない。
から。
3.継続 Continuity
そして、一貫性を「継続」する。ずっと続けることで、「すごい人」に近づいていける。
以上、超要訳でした。
こちらの記事も、参考にどうぞ。
過去に、こんな記事も書きました。
「自分を単語で表現する」の例
「すごい人のすごい流儀」の本文中に紹介されていた、「自分を単語で表現する」の例です。
ダルビッシュ有⇒世界・技術・緻密・努力
清水宏保⇒逆境・挑戦・探求
本田圭佑⇒本物・強さ・世界一・最高品質
3人が持つイメージと、単語のイメージが一致していることがわかるかと思います。
ダルビッシュ有の一貫性
ダルビッシュ選手をもう少し掘り下げます。ダルビッシュ選手は「努力」という単語がコンセプトになっています。
その「努力」を一貫性をもって実践しているからこそ、こういったことばに説得力が生まれるのでしょう。
「練習は嘘をつかないって言葉があるけど、頭を使って練習しないと普通に嘘つくよ」
「土、日の休みが消え。夏休みが消え。冬休みが消え。友達が遊んでる時に練習してた。だから今がある」
伊藤さんは、こう語ります。
普段の外見、主張、そして行動に一貫性があり、生き方にブレがない。そして長いこと継続している。だからこそ、存在、発言、そして振る舞いを通じ、彼の価値が光り輝いてくるのです。
「自分を単語で表現する」を実践
さて、「すごい人」になりたい僕は、早速「自分を単語で表現する」を実践してみました。
ここ数年、自分探し・自分掘りを進めている僕にとってはお手のものです。
結果、30ほどの単語が出てきて(ちょっと多いでしょうか汗)、こういったかたちのシートにまとめてみました。
我ながら、自分をよく表しているのだと思います♪(´ε` )
ぜひ、やってみてくださいー!
PS.「自分を単語で表現する」ワークショップを、近日開催予定です!
「すごい人のすごい流儀」Amazonで購入はこちらから。
「あなたは自分を、どんなことができるかで判断します 。しかし、他人はあなたを、実際に何をした人かで判断するのです」 byトルストイ
トルストイさんはかく語りき。
「あなたは自分を、どんなことができるかで判断します 。しかし、他人はあなたを、実際に何をした人かで判断するのです。」
イタタタタッ!
僕のような理想主義者にとっては、痛烈な言葉です。
基本、空想と想像の世界に身を置く僕は、「自分はこんなことができるのに」とひとり悶々するわけですが、他人は僕のことを「何をしたか」で判断する。
そりゃあ、ミスマッチがおきて当然というもの。
じゃあ、理想を描くのをやめて、現実を直視したらよいかというとそうでもなくて、「理想を描くことで、結果をだす」。
それが、僕のアイデンティティなんじゃないかと、思いました。