今日はもう寝たほうがいいのかもしれない。
彼は言っていた、腹から出てきたものをそのまま文章にしていきたい。
彼みたいに書けるだろうかと、若干ビビりながらPCに向かっている。
なぜだろう?文章を書くのに気負いなんてする必要ないじゃないか。
もう一人の僕は、そう気休めの言葉をかけてくる。
今日は月曜日だ。
かかねばならない日。
僕は、書きたいのか?書かされているのか?
書かされているとしたら、一体誰に書かされているのだろうか?
書かされているのだとしたら、その時点ですでに負けなんじゃないだろうか?
頭の中で、ふたりの僕が言い合いをはじめた。
これがはじまると良くないことはわかっている。
そんな時にどうしたらいいか、前に一度うまくいったことがある。
深呼吸して、自分の心の声を聞くようにして、雑念を追い払う。
心の芯から出てきた何かを、加工することなく、できるだけ、自然に表現する。
***
いばやな人たちの対談を見た。
たった2時間のために、夜行バスに乗って東京まで出て行った。
そこで見たものは、呆れるほど自然体な人たち。
ここまで書いて、また止まった。
今日はもう寝たほうがいいのかもしれない。
寝よう。