言葉っつーのは、悲しいほどに適材適所なんだろうなあ。
ちょいと思うところあり、カヤックさんの有名なコンテンツ「他社の経営理念を調べてみました」を読んでいました。
読んでいて、
なんとも、
「よくありそうな」
「それっぽい」
「小綺麗な」
「空を切るような」
言葉が並んでいると思ってしまった。
経営理念、
しかも名だたる企業の経営理念。
めちゃくちゃ大事な言葉のはずだ。
でも、受けて側に響かないものなら、
取ってつけたような言葉に感じてしまう。
いや、経営理念を否定しているわけじゃない。
たまたま、その時その状態の僕に響かなかっただけだ。
そう、
ひとつ気づいてしまった。
言葉っつーのは、悲しいほどに適材適所なんだ。
その人にとって、
そのシチュエーションで、
この会社にとって、
僕とあなたにとって、
最適な言葉というものがかろうじて存在する。
だから、
すべての言葉というものは、
その状況により最適であるものがあるだけで、
いつ何時も、完全にフィットする言葉などはあり得ないのだ。
完全な言葉なんて、夢物語。
その時、その人に、その状況で、
かけてあげられる最適な言葉というものがある。
言葉は相対的だ。
悲しいほどに。