アイデンティティ水野の【ジブんデザいん】Blog〜人生のデザインの仕方

Life can be designed. 人生をデザインしようぜ!どうしようもなく生きづらい自分を、どうにかしようともがいていく中で見つけた、自分の人生を自分でデザインする方法論、とかとか。

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アイデア無価値論。ある条件を満たさないアイデアには価値がない

言葉をつくる人。まだ言葉になっていないものを言葉にする、「ことばデザイナー」ミズノケイスケ(@akanerob)です♪(´ε` )


今日は「アイデア」について。「アイデア無価値論」なんて、やや煽り気味ですが、ある条件を満たさないアイデアには価値はありません。

 

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ああ、この素晴らしきアイデア

「アイデア」。

 

知的生産を生業にする人の中では重宝がられ、各方面で賛美されている感がある言葉です。かくいう僕も、アイデア賛美派の一派です。アイデア一つで、どん底の売り上げからV字回復!なんて聞くと、スカッとして、僕もいつかはホームラン放ちたいなんて思うものです。

 

過去に「アイデアはスーパーでウルトラだ」なんて記事を書きましたもの。

 

偉人達の名言にも、アイデアに関するものがいくつかあります。

 

  • 「すべての成功すべての巨富はアイディアから生まれる」by ナポレオン・ヒル
  • 「アイデアは最も偉大な世界の戦士である。そして、アイデアのない戦争は残酷なだけである」by ガーフィールド
  • 「ヒーローとはアイデアを持った人間だ」by ジャック・ウェルチ

 

さて、そんな重宝がられている「アイデア」ですが、手放しで賛美してばかりではいけません。

 

アイデアに求められること

そもそも、アイデアに求められていることな何でしょうか。

 

アイデアが求められるシチュエーションは、問題解決の場。そして、問題解決で最も重要な事は、「当事者自身が行動を起こす」ことではないでしょうか!?いくらアイデアをもらっても、行動を起こさなければ現実は何も変わりません。

 

何でそう思うかというと、過去に心ない無責任なアイデアをたくさんもらったなーという実感があるからです。起業の準備中とか、事業のサービス内容についてだとか。

 

あ、いえ、別にアイデアをくれた人を責めているわけではありませんよ。好意からのアドバイスだったはずですし。そういった経験から学んだということです。僕も、アイデアを提供する側の人間ですので、自戒を込めて。

 

アイデアは、所詮アイデアであってただの言葉、そこに人を動かす力がなければ、そのアイデアに価値はないと思うのです。

 

コンサルティング、アドバイス、ビジョンを語る経営者、いずれも自分の「アイデア」を他人に提示しています。その時、提示された側が何も行動に起こさなければ、そのアイデアに価値はなかったと言えるでしょう。

 

結論

手放しに賛美されている感のある「アイデア」だが、人を動かすことのできないアイデアはアイデアではない。

 

つまり、

 

人を動かさないアイデアに
価値はナシ

 

アイデアを提供する側の人間は、人を動かすことができてはじめて、自分のアイデアに価値があったと胸をはることができるということですね。

 

ブレストなんかでも、「発散」の段階で一見良さそうなアイデアがたくさん出ても、「収束」の段階で芯の通ったアイデアにまとめられる、無駄な時間で終わってしまう。そんな話と通じるところがありますね。

 

さて、わたくし、ポエジーのミズノ。アイデアを出すシーンでは無責任な押し付けアイデアではなく、行動につなげられるようなアイデアを出していきます。