「本当のことが話せない」のは「自分に力が足りない」からなのかも。
ホントウのことを話しましょう。
なんてことを大っぴらに掲げてから、おとついで5ヶ月。
つまり、独立してから5ヶ月が経ったわけだけど、
実際、本当のことが話せているかと言ったら・・
まだ、5割くらいじゃないか?
というのが自己評価。
はー、キビシイキビシイ。
なぜ本当のことが話せないのか?
さっき掃除機をかけながら、
モクモクと考えをめぐらせていて気づいたのは、
「自分に力が足りない」
から。
なんだろうなー。
力って言っても漠然としているのだけど、
わかりやすいところでは経済力とか。
「これを言ったらこの仕事なくなるかも」
なんて思って、言葉を飲み込んでしまう。
あとは批判に合うんじゃないかとか、
悪意を向けられることに対する恐れ。
精神的な弱さだったり。
相手を傷つけてしまうんじゃないか、
人間関係を壊してしまうんじゃないか、
という、守りに入ってしまう弱さだったり。
とは言っても、じりじりと本音を出せるようになるための、
ギプス的な役割は果たしてくれているとは思うのだけど。
僕の中には、違った2人の自分がいるそうだけれど、
ガツンと言ってぶち壊したい自分
vs
やさしく寄り添ってあげたい自分
は、いつも自分の中で闘っている。
本当のことってのは、
見たくないもの、知りたくないこと、
触りたくないこと、触られたくないこと、
腹をえぐられるようなもの、
何かに穴をあけるもの、
やっぱり、破壊の属性を持っているんだと思う。
その破壊が、結果、新しい森を生むのだとしたら、
破壊の先にあるのは、優しさなのかも知れない。
だから、自分を振り絞って伝えなきゃって思うけど、
今、ぬるい空気に浸かってしまっている僕は、
やさしさという仮面を脱ぎ捨てられないでいるのだ、はあ。
そう、MOROHAは、
お祭り気分でフェスを楽しんでいる連中に、
一点の曇りもなく、
本当のことをぶちかましていたのだ。