アイデンティティ水野の【ジブんデザいん】Blog〜人生のデザインの仕方

Life can be designed. 人生をデザインしようぜ!どうしようもなく生きづらい自分を、どうにかしようともがいていく中で見つけた、自分の人生を自分でデザインする方法論、とかとか。

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アートって誰もやってないことの見つけ合い。このレースに参加する人しない人。

ちょいと所用があって、松本人志という人のことを調べていた。松ちゃんは、僕のくらーい高校生時代のヒーローであったので、非常に思い出深い。でも、いつしか熱は冷めて、最近では気にかけることもなく、Twitterをやっていることすら知らなかったな。

パラパラとツイートをながめていく。ほんとに鮮やかで、天才的な切り口だなあと感心しながら、ひとつのツイートに目が止まる。

アートって誰もやってないことの見つけ合い。

なるほど、ポンと手を打つ。そうか、そういう目で世の中を見ている人たちがいるのか。お笑いだけじゃなくて、ミュージシャンでも、映画でも、ビジネスの領域でもそうかも。

誰もやってないことをいつも模索していて、誰かがその隙間を発見して世に出すと、チックショーみたいな。

そんなことを思いつつ、寝て起きて次の日、車の中でMOROHAの(僕の中では)新譜を聞いていると、こんなリリックが。

赤 オレンジ 黄色 緑 青 ネイビー 紫
この星のネオンに肌色がないのは
迷わずあなたに帰れるようにと

あ、たぶんこの人も、誰も書いたことのないリリックを日々探しているのだろうなと、松ちゃんと同じものを感じた。

ひるがえって、志村けんやダチョウ倶楽部に代表される「くるぞ、くるぞ、・・やっぱりきた〜」的な様式美のお笑いもあって。歌の世界でも、毎度同じことを同じような曲調で歌い続ける人もいて。

どちらが良い悪いはないのだけれど、同じ芸人さん、同じミュージシャンと言っても、タイプが違うのですねというお話。(僕は、前者の方が好きですが)

話は戻って、

誰もやってないことの見つけ合い。

僕も、この不毛で、博打的で、心の踊るレースに、参加してみようかなと思うのです。

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