他人が思うように動いてくれない。それはあなたの力不足が原因
ふと気がつけば、僕はこんな仕事をよくやっている。
『こういう風にするとね、いいんですよ』
非常に抽象的な表現の仕方だけれど、気づけばいつも、「こういう風にするとね、うまくいくんですよ」と言っている。
オカビズでは、ウェブを活用した集客方法。こうやってブログを書くとね、これこれこういう理屈で見込み客に出会えますよ。で、こういったことを書いておくと、問い合わせの電話がなりますよと。
カウンセリングでは、自分が何者か、生きる道がわからない人に、こういうテストが役に立ちますよとか、こんな手法があるので言語化してみましょうとか。で、自分を知ると、何かしらがうまくいきますよと。
自分が経験したこと、自分が勉強したことを肥やしにして、「こういう風にするとね、いいんですよ」をやっている。
で、「こういう風にするとね、いいんですよ」は僕の言い分なので、それを受け取るかはその人次第なわけで、実際にそれをしてくれるかは別の話。
でも、そうは言っても
時間がなくてさ
ほんとにうまくいくの?
やってるつもりなんだけど
そういうのニガテ
まあ、言ったことを忘れてしまうのも含めて、なかなか行動をしてもらうのは難しい。行動が変わらないことには、その人はなにも変わらない。
僕は、どのくらいの人に影響を与えられているのだろうか。
正確に把握できないところが、ヤキモキするのだけれど、何かの拍子に、ああ、ムダだったのかとひとり辛酸をなめることがある。
で、それを人のせいにするのはお門違いで、原因はぜんぶ自分の力が足りないから。知識があるだけじゃ教師はつとまらないのと同じように、人を動かす力がというのが必要なんだろう。
たぶん、人を動かすテクニックなんてのはいくつもあるのだろうけど、コアになるのは己の経験なんだろうと最近は踏んでいる。
じゃ、自分で自分を動かして、経験値を貯める実験だっ!