アイデンティティ水野の【ジブんデザいん】Blog〜人生のデザインの仕方

Life can be designed. 人生をデザインしようぜ!どうしようもなく生きづらい自分を、どうにかしようともがいていく中で見つけた、自分の人生を自分でデザインする方法論、とかとか。

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母親の存在が人格形成に大きな影響を与えることと、女の子のヒーローになりたかった僕の幼少期のこと。

昨日、ある友達と深夜の長話をしていて気づいたことを書いてみます。僕の人格形成において、母親の存在が強く影響されているのでは?という話です。

自分探しの過程で、自分に向き合ってみて気づくのは、僕は「女性」に対して心が向いているんだということです。(世の男性がすべてそうである女性への関心とはちょっと異なるやつなんです)

で、その要因はなんだろう?というのがここしばらくの疑問だったわけですが、昨日の話の中でその答えらしきものが見つかりました。

その前に、前提として、「子どもの頃の大きな感情の揺れ動きが、人格なりその人の性質なりをかたちづくり、大人になっても不変の才能になる」。これを押さえておきます。

僕が子どもの頃、感じていたのは、力に対してなすすべがなく精神的にしんどい母親の姿です。そこから生まれる価値観は、照れやなにやらをすべて捨てて言ってしまえば「母親のヒーローになる」。

深夜の長話、もう明け方くらいに「自分の中に、小さな子どもがいるとして、自分がなにをしたらその子が喜んでくれる?」こんな質問をされました。僕が答えたのは「困っている人を助けたい」でした。

カッコつけているわけじゃなくて、これ本心だから(たぶん)仕方ないんです。ちなみに彼女の答えは「お菓子つまみながらゆっくりテレビを見る」(笑)まあ価値観は人それぞれだから面白いですね。

もうちょっと言えば「精神的につらい状況にある女性を助けたい」ということかも知れません。そんなことを考えると、いくつもの点が線として繋がってくるんです。

さらに、この母親ヒーロー説を確信に近づけている要因として、話題にあがった一人の男の人の話があります。どういうことかというと、その男性、話を聞いていくと、僕と似ているんです。子どもの頃の母親との関係、それと、大人になったいまの価値観や性格が。

子ども頃、小学生くらいでしょうか、空想癖のあった僕の一番得意な脳内ストーリーは「かわいい女の子を助けてヒーローになる」という物語でした。そういったことも、母親をキーワードにすると、ぜんぶ繋がります。

ジョン・レノンの平和への強い切望感も、絶たれた母親との関係が要因だといって差し支えないでしょう。母なる海からすべての生物が生まれたといいます。僕ら人間はすべて母親から生まれます。大いなる母。それがなにを意味するのか。

冒頭では「僕の人格形成において」と書きましたが、多くの人にとって、母親の存在は、人格形成に大きな影響を与えるのかも知れません。