「難しいことを簡単にしてくれるひとですよね」について。
先週の土曜日、OKa-Biz懇親会で、スタッフかまやんがいいことを言ってくれました。
「水野さんって、難しいことを簡単にしてくれるひとですよね」
なるほど!ポンと膝を打つ。自分がやりたいことを抽象的に辿っていくと、世の中のややこしいことを簡単に表現したいという思いにたどり着きます。オカビズの相談もそう、ブログセミナーの講師もそう、コンセプトもそう、人の性質のことも、人間関係のことだって。
世の中のややこしいことを単純に表現する最たるものとして、数学の世界があるでしょうか。アインシュタインの「E=mc2」という公式も、世の中のややこしい法則を、簡単な数式で表現しています。(実は詳しい意味はわかってないのですが)
なのですが、中学生の頃から数学の苦手な僕は、そっち方面には興味はいかず、「言葉」でややこしいことをシンプルにしたいという思いが強いです。既存のジャンルで言うと「コンセプト」「キャッチコピー」「詩」「名言」「理念」とこういったものが並ぶでしょうか。
かまやんは、「難しいことを簡単にしてくれるひと」の例として、池上彰さんの名前をあげました。彼は、難しいことをやさしく「伝える」「解説する」人でしょうか。大きな方向性は近いものの、僕の目指す方向性とは少し違っているなと、収まりの悪い感じはありました。
「本当のことを知る」の後にある行程として「シンプルに表現する」が待ち受けていて、その次は「わかりやすく伝える」がある??まだわかりませんが、ひょっとした一言でおもしろい気づきがありました。かまやんありがとう。
むずかしいことをやさしく、
やさしいことをふかく、
ふかいことをおもしろく、
おもしろいことをまじめに、
まじめなことをゆかいに、
そしてゆかいなことはあくまでゆかいに
by井上ひさし@引用元
「ゆかいであること」と「おもしろいこと」これ、つい生真面目になってしまう僕の課題だなあ。