アイデンティティ水野の【ジブんデザいん】Blog〜人生のデザインの仕方

Life can be designed. 人生をデザインしようぜ!どうしようもなく生きづらい自分を、どうにかしようともがいていく中で見つけた、自分の人生を自分でデザインする方法論、とかとか。

アイデンティティ水野についてもっと詳しくは:リンクツリー

書いてすぐに消した「全否定を、全否定し、さらに全否定する」話。

真夜中のラブレター的なことで、先週の金曜日の深夜にFacebookにアップして、数秒後にすぐ消したポエムがあります。「書いてすぐに消した」シリーズのその2になります。

人の言うことなんて気にしちゃだめだよ。「こうすれば、ああ言われるだろう・・・」こんなくだらない感情のせいで、どれだけの人がやりたいこともできずに死んでいくのだろう。by ジョン・レノン

ってことは重々承知なんですけどね、さすがに枕詞をつけずにこんなことを書き込むと、心配されちゃいそうで、事後処理が面倒なことになりそうで、すぐに消しちゃいました。内海聡さんの著書「この世界を変える方法」のあとがきを読んでいて感じたことです。

日々、カウンセリングを通じて、「自己肯定を大事にしましょう」なんていうメッセージを送っています。これは、心から思っていることで、人の過去は変えられないのだから、ネガティブな記憶も才能だって信じてあげれば、ネガポジ反転で誰かのために役立つエネルギーになることを知っているからです。

そこへきての、内海さんの全否定の話。自己肯定感を大事にしましょうなんて言いつつも、180度振り切った自己の全否定についても、賛成してしまう自分がいるのでした。

人類が自分を肯定している限り、人類はこの先もずっと地球を壊し、人体を壊し、摂理を壊し続けるだろう。究極的には、地球がどうなるかもどっちでもいいのかもしれないが、少なくとも自己を全否定できない人間と接したいとは思わない。(中略)私自身、これまでの人生と自己を全否定することから、今の行動が始まったと思う。

僕の理解では、「人の成長のステップには、自己否定の段階が必要である」こんな風にとらえました。そして、完全な自己否定の先にあるものをこのように記しています。

私の行動は、娘のためでも、妻のためでも、社会のためでも、人類のためでも、日本のためでもなく、単に自分自身のためでしかなく、自分が殻を破るためにやっていることにすぎないかもしれない。

自分を脱皮し新しい自分になるために、自分の全否定を、全否定し、さらに全否定する。書いてすぐに消したポエムは以下のとおり。

***

自己肯定感がすべてか?
変わりたいのなら
築き上げてきたもの
すべてを捨てる
壊し
焼き払い
新しい森が生まれる
だとすれば
肯定が人を変えるか?
全否定を
全否定し
さらに全否定する
脱皮
繰り返し脱皮
一枚皮を脱ぐたびに
世界と自分が変わる
脱ぎ捨てた皮は
川にでも流して
忘れてしまえ

f:id:poesy:20150707005311j:plain