アイデンティティ水野の【ジブんデザいん】Blog〜人生のデザインの仕方

Life can be designed. 人生をデザインしようぜ!どうしようもなく生きづらい自分を、どうにかしようともがいていく中で見つけた、自分の人生を自分でデザインする方法論、とかとか。

アイデンティティ水野についてもっと詳しくは:リンクツリー

大往生 - 身近な人の死にふれて、後悔しない人生を送りたいという意志を強くした

毎年、31日は、こうやってひとりの時間をもって、何かしらを書きつけているようだ。ひとり内省タイム。たぶん、それが好きなんでしょうね。

 

f:id:poesy:20161231183000j:plain

 

昨日、おじいちゃんの家を片付けていて、いまはもう、持ち主のなくなった品をひとつ手にとっては、袋に入れていくという作業をしていた。周りには、家族、親戚がいたけれど、それぞれ、おもいおもいの場所に手を付ける。

 

黙々とする作業はどんなものでも、自分と向き合う作業だと思った。

 

だから、書く時間もまた、自分と向き合う作業。

 

f:id:poesy:20161231183047j:plain

 

そんなわけで、この年の瀬という時期に、亡くなったおじいちゃんの家の片付けをしたものだから、昔の思い出に触れて、ノスタルジックな気分のヘンな年末です。

 

 

さっきなんて、おじいちゃんが生前書いていた日記を読んでいて、人生について考えてしまった。書かれていたのは、人の長い一生のうちの、わずかな断片だけど、そこには紛れもなくその人がいるのだと思う。

 

 

大往生(永六輔 著)

おじいちゃんの家にあったもので、気になるものをいくつかいただいてきた。

 

f:id:poesy:20161231182915j:plain

 

兄貴なんかは、レグザと書かれた薄型テレビと、古そうなDVDプレイヤー、そしてお米など、実用的なものをもらっていたのと比べると‥‥。こういったものは性格が出るものなのだな。

 

 

大往生。

 

f:id:poesy:20161231183346j:plain

 

おじいちゃんは、この本をどんな気持ちで読んでいたのだろうか。母方の方は、いろいろとややこしい問題があったよう。人間関係は複雑で、幸せな家族だけじゃない。

 

 

 

片付けの作業をしながら、こんなことが、ふと頭に浮かんだ。

 

 

時間は逆行していないから、人生は難しい。

 

未来から逆算して、人生を送ることができれば、後悔することはないだろう。もし、未来の自分が助言してくれたなら、後悔しないですむだろう。

 

でも、人間は、どうやら、未来に向かって生きるようにできているようなので、それは叶わぬこと。

 

 

もし、こうなるんだったら・・

 

もっと勉強しておけばよかった

もっとこの子を抱っこしておけばよかった

もっと遊んでおけばよかった

好きなことをやればよかった

勇気を出して打ちあければよかった

やりたいことをやればよかった

もっとわがままを言えばよかった

誤っておけばよかった

意固地にならずに仲良くすればよかった

 

そう後悔するのは、いつだって、ことがすんでしまってからだ。

 

 

 

想像力。

 

なんていうと、ありきたりだけど、前の時代を生きた人の声に耳を傾ければ、少しは未来も見えるかもしれない。

 

Imagine all the people.

 

ほらね、昔の歌にこうやって残っている。

 

 

ぼくは、自分らしく生きていこう、後悔しないように生きよう。そういう思いで、昨年春に独立した。

 

 

その矢先、夏に父が亡くなって、それから季節が1周、この冬におじいちゃんが亡くなった。

 

いままで、身近な人の死にふれることのない人生を送ってきたぼくは、ここにきて「死」を意識することになった。

 

それが、どういう意味かはわからないし、意味づけする必要もないんだけど。

 

このふたつの別れは、間違いなくぼくの意志を強くしていると思う。

 

 

f:id:poesy:20161231184617j:image

 

人はぜったいに幸せになれるし、それはいつからでも遅くはなくて。

 

変わりたい、変わろうという勇気だけあればいいのだと思います。

 

そして、ぼくは、変わっていく勇気のある人たちと一緒にいて、その人たちの力になっていこうと思います。

 

メモ:2016年の大晦日にブログタイトル変更

f:id:poesy:20161231180514j:image

 

さて、大晦日です。今年も残すところ6時間。

 

「いや、時間なんて連続しているんだからさ、今年とか来年とかないんだよ。」

 

そういう考えもけっこう。20代のぼくがそうでしたね。

 

でも、そんな「節目」を意識するのも面白いですよね。

 

 

ただいま、爆睡中の娘を抱えながら、この不便な状態で何ができるだろうか?

 

と考えて、ブログリニューアルに取り掛かることにしました。

 

 

そーんな、大げさなものじゃないですけどね。

 

 

旧ブログタイトル:
僕の思考が零れだすトコロ

 

 

新ブログタイトル:
ポエジー*ミズノケイスケの「IDD=アイディーしてる?」

 

 

URLは変わらず:http://poesy.hatenablog.com/

 

です*(^o^)/*

 

2017年もよろしくお願いします。

自分を知るのに頭脳だけじゃなくて身体の鍛錬も必要だって気づき、気功教室「SSS」でエネルギーの深呼吸「エナジーブレス」を体験した話

自分を知ることで、幸せになれるとか、自分らしく生きられるとか、楽しく生きられるとか、そんなことを研究テーマとして、ここ数年、自分を知る活動をいろいろとしてきました。

自分を「知る」とあるだけに、これは頭脳活動だと思い、頭および思考を使って自分への理解を深めていたわけですが、ここにきて、あ、それだけじゃアカンわ〜と気づいたわけです。

自分のことをちゃんと知るには、ただしく感情が動くとか、直感が働くとか、感じる力が必要だと思ったんです。たとえば、「いま、いちばん何がしたい?」とか「いま、いちばん何を食べたい?」と聞かれたとき、頭で考えていては答えはでてくれないみたいな話で。

それで、感じる力を鍛えるために、「思考」だけじゃなくて「身体」へのアプローチも必要だと思ったわけです。たとえば、ヨガ、瞑想、呼吸法、気功などなど。そんな流れもあって、かねてから行きたいと思っていた気功の教室「SSS」に先日参加してきました。

3時間みっちりと、見よう見まねでしたが丁寧に教えていただいて、これだ、やっぱり身体の方だよな、という感じがしました。開催が豊橋なので可能な限り、東京講座も視野に入れて続けていけたらと。

ちなみに、「SSS」で学べるのは、エネルギーの深呼吸「エナジーブレス」。

 

若さ、美しさ、健康だけでなく、自分自身を変え人生を望み通りに創っていくチカラを身につけていくためのアクティブ呼吸法。『エナジーブレス』は、主宰・本間千早先生のオリジナル。

とのこと!

詳しくはウェブサイト→http://sss.pe.hu/SSS1.html

ちなみに、9/18に豊橋でミニバージョンの教室が開催されるようですが、KURAGARI SOUND FESとかぶっており、どうしようかしら。
https://www.facebook.com/events/650710025089154/

小学生ぶりだろうか、野生がムズムズするような、不思議な体験をした日の日記

久しぶりのブログになるなあ。

今日の不思議な体験を書いておこう。

 

夕方、16時過ぎくらいだろうか、なんだかムズムズする感覚。

走り出したいような、身体を解放したいような、身体の中に何かが欠けているような感覚。

 

原因はあれだろう、昨晩ある男と話をしていて、筋金入りの自然体験村 Dana Village のことを知ったから。

行ってみたい、感じてみたい。

 

で、今日の朝は朝で、友達の女の子と、「やっぱさ、自然だよ、自然」みたいな話をして、深くうなずいて。

 

陽が傾いていく中、遊びに行きたそうな娘を連れ出した。

近所に川があって、足を水につけた。

コンクリートで固められた川だけど、自然の流れに触れた。

そのあとは、いつもの公園に行って、裸足になって、草の上を歩いたり、滑り台を下から登ったり、急に全力で走ってみたりした。

 

身体が解放されている感覚がして、充実感があった。

汗をかいた。

身体は熱くなっていた。

でも、気持ちがよかった。

 

小学生の頃を、少し思い出した。

そういえば、よく身体を動かして遊んでいたように思う。

いつの頃からか、文科系男子になっていたけど。

そういや、よく走り回ってたんだ、ぼくは。

 

フラワーエッセンスしてくれた後藤さんが言っていたよな。

モヤモヤしたら、自然の中にひたって、水でもパシャパシャしたらいいんだよって。

 

その時は、よくわからなかったけど、こういうことだったんだな。

 

陽が暮れかけた頃、空を見上げたらこんな雲だった。

ぼくには、握手をしているように見えた。

 

雲は、見る人の心を反映しているのだと思う。

 

f:id:poesy:20160712003852j:image

創業1年目のポエジーを終えて、ミズノとポエジーの2年目について

1.ふたつのバースデイ

 

今日はふたつのバースデイの日。
ひとつは、娘ちゃんの3歳の誕生日で。
もうひとつは、パパちゃんのお仕事、ポエジーの1歳の誕生日です。

 

最近、あんまりブログも書かなくなっちゃったんですが、こんな機会があってもいいですよね。

 

1年前の創業から、さらに遡ること数年間。
僕は、自分の生きる意味を探していました。

 

僕はどんな人間で、何をしたいんだろうって。

 

ずっとそんなことを考えていたら、ある時「これだ!」っていうのが見つかって。
視界が開け、退職、そして起業に踏み切ったのでした。

 

でも、これだって、見えたはずだったんですけどね。
実際には、独立してからも迷いの日々。
相変わらず、悩んでは落ち込み、立ち直っては落ちる、を繰り返していました。

 

僕の「自分探し道」まだまだ続いていたようです。

 

でも、ようやく。
独立して1年、見えてきました。

 

会社員という枠が取り払われた世界で。
自分の直感に気づかなければ、選択ができない世界で。

 

自分の声にしたがって生きてみると、いろいろ見えてくるものがあるようで。
それを、こんな詩にしてみました。

 

2.僕の理想

 

僕の理想
僕が いちばんしたいこと

 

自分らしく生きたい

 

自分らしく生きたい僕は
自分らしい仕事がしたい

 

じゃあ 何が自分らしい仕事なのだろうか?
ずっと考えてきた

 

独立したときは
「本当のことを話しましょう」
と言っていた

 

「言葉を創り、現実を変えていく」
と言ったこともあったし
「理想と現実のミスマッチを解消する」
と言ったこともあった

 

たぶん どの言葉もそう遠くはない
でも なんだか独りよがりで 伝わりづらいんだよな
そうも感じていた

 

あるとき 自分ひとりじゃなくて 仲間のことを考えはじめた
同じ志をもつ仲間と 一緒に仕事をしたい
そう考えたときに この言葉を思いついた

 

自分らしくなきゃ 生きてる意味がない

 

気が付くと 僕の周りには 自分らしさを大切にしている人がいた
自分らしくあること 個性を大切にする人とつながっていた

 

僕は さらに考えた
自分らしさとは何だろう?と

 

それは
他人と自分は違うんだと思えること
自分のアイデンティティを持っていること
自然に生きること
本音で生きること
ロックな生き方をすること と言えるかもしれないな

 

自分らしくありたい そう願う仲間たちと一緒に こんなことがしたい

 

自分らしく生きる人を増やす

 

自分らしく生きるとは
他人と自分を比べない生き方
自分の心に正直な生き方
自然な生き方
自分のアイデンティティを持っている生き方

 

誰もが誰かになろうとしても なれるはずないのだから
自分らしく生きることが 自分の心を平和にすることなのだから

 

わたしの平和は あなたの平和
自分らしく生きる人が増えれば世界はピースになる

 

僕は 自分らしく生きるために 自分らしく生きる人を増やす

 

f:id:poesy:20160524222152j:plain

 

3.これからの1年

 

これからの1年で、僕がしたいこと、するべきことも見えてきました。
それは、同じ志を持つ仲間を見つけることです。

 

自分探しをさんざんこじらせてきた僕ですが、もう諦めます。
自分の中の自分に対する期待を諦めて、素の自分で生きることにしました。
だから、いい意味での諦めですね。

 

すぐにはできないかもしれないけど、もう、描いちゃったのだからそうなっていくはず。
きっと。

 

そのために、自分ができないことを代わりにやってくれる人と、一緒にやる。

 

そのための、旗となる言葉は見つけました。
もう、何度も登場している言葉ですが。

 

自分らしくなきゃ、生きてる意味がない。

 

そう、心から思える人と、共に歩んでいけたらと思っています。

 

***

 

あと、ちょっとオマケです。
この言葉が見つかって、ひとつの線につながった、僕の好きな歌と映画です。

 

4.テーマソング

 

月夜のメロディ/曽我部恵一BAND

 

生きてる意味が全然わからないって
お前はそう書き置いていなくなった
やりたいことが何にも見つからないって
甘えたことを言うガキみたいだって
オレは思った

 

誰もが誰かになろうとして誰にもなれず
いつもの夜にいくつかの溜息をつく
明日を撃ち抜くためのピルトルを一丁
ねえお月様俺にくれないか

 

 

5.テーマムービー

 

アイデン&ティティ/監督:田口トモロヲ/原作:みうらじゅん

 

アイデンは毎日ティティのことを考えた

はじめて書いたオリジナルは仲間には不評だったけど
一歩でもロックに近付けた気がした
君のために作ったんだって言おうとしたけど
アイデンは言わなかった
だって、ティティは多分お見通しただろうから

そしていつしか二人は恋人になって・・・
アイデンはロックをあきらめることができなかったんだ
そして、長い長い
本当に長い旅が始まったんだ


いろんな価値観の中で僕らは生きている
みんな生きるのに一生懸命なんだ
自分以外の価値観を否定してばかりじゃ
何も生まれない

じゃあロックの価値って何だ?
自分らしくあること
じゃあ、自分って何だ?


ティティは芸術家で
いつも自由で
だから、誰も彼女を手に入れることは出来ないんだ
そして男は
女性が許可したことや
はげましてくれたこと意外は何もしたことがない

みんなの心の中にも
きっとロックは住んでる
そのロックはきっと言うだろう
やらなきゃならないことをやるだけさ
だから上手くいくんだよ

 

f:id:poesy:20160524220344p:plain

「日々を丁寧に生きること」の意味が少しわかった気がする。

f:id:poesy:20160418172019j:image
 
昨日の夕方こと。娘ちゃんを連れて、本屋さん→パン屋さん→交流館を回った。
 
娘ちゃんは、あの石をさわってみる!とか、タンポポの綿毛があった!とか、花を摘んでく!とか、寄り道ざんまい。

普段、大人は目的のことだけしかしないけど、こうしてみると寄り道もいいものだなと思う。
 
ここにきてようやく「日々を丁寧に生きること」の意味が少しわかった気がする。
 
でも、子どもはもう知っているのかも知れませんね。
 
 

 

 

 

 

f:id:poesy:20160418172050j:image
f:id:poesy:20160418172057j:image